大学受験における参考書の選び方、おすすめの参考書とは!?

大学受験における参考書や問題集の選び方や効果的な使い方、教科・科目ごとのおすすめの参考書を検証しています。

大学受験で生物を使う場合

理系の学生のみならず、センター試験対策のために、生物を選択する文系の方も多いことでしょう。生物は、理系科目の中では最も文系的な要素を含んだ科目ではありますが、理系科目であることには変わりありません。中には計算問題も出てきますから、しっかりと解き方をマスターして臨みましょう。

では、まずはどんな参考書を使って基礎力を積み上げたら良いのでしょうか。生物の勉強の際にも、基本となるのは用語の理解と暗記です。それで、穴埋め形式になっている問題集を選んで、用語を埋めていく形で基本用語をどんどん覚えていきましょう。

次に、苦手な人も多い計算問題ですが、何度も何度も同じ問題を解くことで、出題問題のパターンを覚えることが要となります。もちろん、試験ごとに具体的な数値や内容は変わってきますが、基本の形は変わりません。数学の公式を覚えて、それを応用するのと同じように、問題の出題形式に慣れていきましょう。ですから、量は多くなくて良いですから、さまざまなパターンの計算問題が載った問題集を選び、それを飽きるまで解きましょう。

最後に、考察問題の対策ですが、これもまず自分にあった問題集を一つ選び、それを何度も何度も繰り返し解きます。そうすることで、論理的な思考が知らない間に培われていき、内容の異なる問題が出た時にも、すでに身に付いた思考パターンで対応することが可能になります。

どの分野にも言えることですが、基礎なくして応用はできません。焦って多くの参考書に手を付けるのではなく、基礎から積み上げる形で問題をこなしていきましょう。