大学受験における参考書の選び方、おすすめの参考書とは!?

大学受験における参考書や問題集の選び方や効果的な使い方、教科・科目ごとのおすすめの参考書を検証しています。

大学受験の国語対策

文系の学生も理系の学生も、大学受験で欠かせない科目の一つが国語です。普通、大学受験の国語は、現代文、古文、漢文と三つの分野を包含しますが、人それぞれ得意分野と苦手分野があるものです。そうは言っても、志望大学に合格するためには、どの分野でもそれなりに点数を取らなくてはなりません。一体どんな参考書を使って、どのように受験対策をしたら良いのでしょうか。

まず、現代文を解く際にカギとなるのは、基本的な現代文の解き方を知っているかどうかです。それさえマスターしていれば、たとえ出題される文章が全く読んだことのないものだとしても(大抵は読んだことのない文章が出題されるものですが)、スムーズに解くことが可能です。ですから、現代文の上手な解き方を説明した参考書を一つ購入し、それを使って論理的に現代文を解く方法をマスターしましょう。

さて、古文対策ですが、この分野で欠かせないのが基礎単語の暗記と古典文法の理解です。古文は、現代のわたしたちにとっては、外国語のようなものです。英単語と英文法を知らずに、難しい英語の応用問題が解けないのと同じで、基礎を身につけない限り、模試をいくらこなしてもあまり意味がありません。お勧めは、古文単語や古典文法を語呂合わせや歌にして楽しく、かつ印象的に覚えられるように工夫された参考書です。それをいつでも持ち歩いて、参照しましょう。自然と古文が読めるようになってきます。

漢文の対策は、それほど難しくありませんが、基本は古文と同じです。漢詩や漢文を読む際に必要なレ点や一、二点をしっかりマスターできるように、基本を抑えた参考書を使いましょう。